ミュージカル『レディ・ベス』感想
*レディ・ベス
*帝国劇場
*2017.10.28ソワレ / 2017.11.12マチネ
*平野綾・加藤和樹・未来優希・古川雄大 / 花總まり・加藤和樹・吉沢梨絵・古川雄大
何故か初演を観に行かなかったレディ・ベス。
この時代、このテーマ大好きだから、今でも不思議…
因みに、育三郎&平方くん回もチケット確保していたものの、友人の結婚式とぶつかってしまい、泣く泣く断念。
ロビン&フェリペの見比べもしたかった。
帝劇史上最前列の4列目にて1回目。
舞台との近さに動揺していた上、冒頭から山口さん登場で心拍数ヤバかったww
それにしても、ダンスオブヴァンパイアやエリザベートは嫌になるぐらい曲が頭に残ったのに、レディ・ベスは全く残らず…
ストーリーは悪くなかったから、ちょっとビックリ。
2回目は2階から距離を置いて。
舞台全体を落ち着いて観れて、ようやく『悪魔と踊らないで』や『クール・ヘッド』が記憶出来たww
カーテンコール2回目で数列前の御夫婦が立ち上がり、指笛やら掛け声やらし始めたのにはドン引いた…
帝劇のスタオベは年々早くなっている気がする…
さて、肝心の観劇感想をww
全体通して、アスカム先生の出番が多くて幸せだったぁ!
ストーリーテラー的お立場だったから、場面転換とかの度に出てきて、山口さん音域の素敵な歌に癒されました!
そして、とにかくかっこよかった吉野さんと古川くん!
ルナールのヴィジュアルだけで、これはヤバいだろうなぁと思っていたけど、本当にお似合いでした。
なんだろう、ふわふわの毛皮やマントをバサッと翻したり、鮮やかなステッキ捌きだったり、とにかくカッコよかった!
こういう華麗に踊る吉野さんが観たかった!って感じww
フェリペは登場シーンのお姿に1回目は大いに動揺したけど、こちらもダンスも歌も素敵で、『道行く人』はちょっぴり可愛かった。
メアリーのお相手をしている時や、ガーディナーと対峙している時は、どこまで計算しているのか分からない飄々とした雰囲気が恐ろしかったww
その後の歴史を思うと、ベスとのシーンもちょっぴり微笑ましかったり…
そういや、古川くんカテコの時、2回とも後から来る禅さん見てあんなに笑顔だったんだろう?
加藤ロビンは相変わらず庶民というよりは貴族に見えたけど、めちゃ優雅な旅に生きる流れ者さんだったww
平野ベスは少女から女王へ変わっていく感じがめっちゃあって、男装もめっちゃ可愛かった!まり様ベスは流石の歌&優雅さだったけど、私は平野ベス派だなぁ。
メアリーはどちらも素敵だった!
未来さんの『悪魔と踊らないで』はエリザベートの皇后陛下を想起させるぐらい迫力あったww
でも、全体の雰囲気は吉沢さんの方がメアリー感あったかなぁ…
他、和音アンや涼風キャット含め、こんな豪華なキャストでもう一度…は難しいだろうなぁ。
とにかく私得な素敵な舞台だった!